こんにちは!mamiです。
皆さん、ADHDをご存知でしょうか?
ADHDとは
注意欠陥多動性障害とも呼ばれ、不注意(集中力がない・気が散りやすい)、多動性(じっとしていられない・落ち着きがない)、衝動性 (順番を待てない・考える前に実行してしまう)の3つの要素がみられる発達障害のひとつ
要は普通の人よりも気が散りやすい性質を指します。
受験勉強って集中力を要するものなので、ADHDというだけで周りに差をつけられてしまいそうですよね。
でも、慶應SFCの同級生でADHDで集中力が本当にないけれど現役で入ってきた男子学生がいました。
どうして彼が現役で合格出来たのか?
その秘訣を彼に聞くことが出来たので記事にしたいと思います。
1.ADHDだけど現役で慶應SFCに合格した同級生の話!集中できなくても合格した訳
彼は自分が集中出来ない性質であることをよく理解していました。
家にいたり、机の上にちょっとした勉強道具以外のものが置いてあると、途端に気が散ってしまうということでした。
そこで彼がとった方法は、電車で勉強して、その日の勉強が終わるまで電車から降りないという手法でした。
彼は出身が東京だったので、山手線にのって毎日のノルマ分を勉強していたと言っていました。
(山手線は円形の路線で、1時間程度で一周する都内の路線のことです。)
電車で勉強して終わるまで降りないというのは、勉強のノウハウ本に載っていたりする手法
ではあるのですが、実際にやっている人はかなり少ないと思います。
電車ってどうしても人の乗り入れがあるのでザワザワしますし、ずっと座っていればお尻も痛くなります。
元々集中出来ない彼にとっては、より苦痛なのでは?とも思いましたが、
逆にそれほどの環境に自分を追い込んで、とにかく勉強が終わらなければ帰らない!と決心して勉強に取り組み、実際に合格したというのはすごい話だと思います。
ちなみにSFCはノートPCを学生は皆持ってきていて、授業のノートもPCでとっていました。
大学の授業中、他の同級生はPCやノート、筆箱など、色々なものを机の上に乗せていたものでしたが、
その彼はPCはスリープ状態にし、その画面の前に授業のプリントだけを置く、というスタイルで講義に望んでいました。
集中する為の環境を自分でつくっているんです。
様々な工夫をしているその彼を見て、えらいな~と本当に思いました。
2.集中できないは乗り越えられる!
その彼を見ていて思ったことは、例えADHDで集中出来ない性質でも工夫次第で大学合格が可能なのだ、ということでした。
私は彼がSFCに合格できたのは、自分の性質を受け入れてどうやったら自分は大学合格出来るか?を考えて実行したからだと思います。
だから、もしあなたが今その彼と同様に集中出来ないことで悩んでいるなら、同じ様に環境を変えてみることで解決できるかもしれません。
他にも、
✔自分は長時間勉強出来ない
✔自分は物覚えが悪い
などなど、色々な悩みがあるかもしれません。
でも、『じゃあどうしたら良いのか?』という視点を持つ事で、今の状況を突破できるかもしれません。
例えば、
長時間勉強出来ないなら
⇒30分が限界なら、通学中やお風呂の時間などの隙間時間に何か勉強出来ないか考えてみる
物覚えが悪くて悩んでいるなら
⇒語呂合わせで覚えられる教材がないか?探してみる
受験生みんながみんなガリガリと長時間集中して勉強出来る訳じゃありません。
きっと同じように悩んでいる受験生も他にいるでしょう。
その中で、きちんと自分の課題に向き合い、対策案をちゃんとやれるなら、あなたは一歩抜きんでることが出来ます。
その積み重ねがあなたを合格に導いてくれますよ!
3.併せて読みたい
ここまでお読み下さりありがとうございました。