(2018/8/23更新)
こんにちは!mami(@keioSFCgoukaku)です。
秋ごろになると、ぼちぼち推薦合格者が出てきます。
このブログを見ているのは一般入試で良い大学を目指している人が多いと思いますが、あなたはこれから一つの試練を受けることになります。
模試で自分が志望校の判定Eを貰ってこの世の終わりを感じているときに、廊下で誰かが『〇〇大学推薦で受かった~!!!キャ~~~~~~!!!』みたいに勝利の雄たけびを聞く機会がこれから増えていきます。
私自身も体験しましたが、正直めちゃくちゃ辛いです。
自分が苦しんでいる時に、友達を祝ってあげる気になんて正直なれませんでした。
ただでさえ、E判定の志望校に合格するため勉強のモチベーションを維持するだけでも辛いものです。
それに加えて、
『ぶっちゃけ今まで全然勉強してこなかった友達が、推薦という魔術を使って結構いい大学に早々に合格して受験から解放される姿』を見せつけられると正直心が折れます。
今日は、私自身の体験談を元に、自分の心のモチベーションを保つ方法についてお話していきたいと思います。
Contents
1.友達が一足先に推薦合格!
私は慶應SFCを一般入試で受ける予定だったので、入試の最終的な結果が出るのが高3の3月頃と遅い方だったんですね。
入試までは約半年ほどの時間があるものの、成績はすぐに劇的にあがるものではありませんし、不安と焦りと、長い受験生活に対するストレスや苛立ちを感じていました。
成績悪ければ担任の先生からもカチキレられるし、本当に受験生は良いことがありません。(涙)
『あぁ・・本当にもう解法されたい・・・・』と感じていた時に、
廊下から突然こんな声が。
『やった~~~!〇〇女子大受かった~~~~!!!!』
声の主は、他のクラスで私も知っている子でしたが、正直ほとんど勉強をせずに遊びまくっていた子でした。
私の高校は推薦が割と多く、3割くらいは推薦で進学していました。
学校の制度として、成績が振るわず一般入試ではおそらく合格しないであろうという子に推薦を与えて合格させ、成績がある程度良い子は一般入試を受けさせるという謎すぎるシステムがありました。
そんな訳で私は推薦はもらえず、かといって一般入試が楽々という成績でもない、極めて苦しい立場にいました。
そんな最中、推薦合格者が出た訳ですね。
その子が受かった大学は割と有名な中堅女子大で、一般入試では入るのが中々難しいところでした。
ずっと今まで遊んできた子が推薦もらって楽々受験生活を終える様を見せつけられるのは、めちゃくちゃしんどかったです。
辛すぎてその日は早々に学校を後にしました。
2.まじめに頑張ることが馬鹿みたいに思えた
心がぐちゃぐちゃのまま帰途につきながら私は考えていました。
『どうして私はこんなに苦労しているんだろう?』
『どうして楽している友達には幸運が来るのだろう?』
『この苦しみの意義は何?』
などなど・・
努力している自分が馬鹿みたいに思えました。
『勉強なんかせずに遊んで、推薦貰った方が絶対ラクじゃん』
そんな風に思いました。
私の高校では中堅大学の推薦はもらえても、MARCH以上の推薦は貰えませんでした。
そのため、MARCH以上を目指すなら一般入試で受けるしかありませんでした。
慶應に行くと決め、一般入試に挑んでいた訳ですが、この日はさすがに自分の決断に迷いが生じました。
『自分はほどほどに推薦を貰った方が良かったんじゃないか?』
『自分の決断は間違いだったのでは・・』
自分の心の根っこにあったはずの決心がグラグラと揺れました。
3.自分の本心は『それでも慶應に行きたい』
あまりに気持ちがざわついて勉強に手がつかないので、その日は勉強は一旦やめて、自分自身の中で考えを整理することにしました。
私は元々、高校受験に失敗しているので次の大学受験で失敗したらもう死ぬしかないのではないかと思っていたので、大学は良いところにいくしかないと思い込んでいました。
その時の詳しい話はこちらにまとめています。↓
友達の推薦合格を受けて、ショックを受けたものの、改めて自分の本心は何かと自分に問いてみれば・・
『それでも私は慶應に行きたい、いや行かねばならない』
という思いに変わりはありませんでした。
その当時は、大学名=自分の価値と信じて疑いませんでした。
今振り返ってみれば思いつめすぎだなぁという感じですが、当時はとにかくそう思い込んでいました。
自分の心を、自分の人生を立て直すには、私は慶應に合格しなければいけない!
そう心が叫んでいました。
自分の本心はブレていないことを確認しつつ、そもそも推薦を受けるメリット・デメリット、一般入試を受けるメリット・デメリットは何だろう?と改めて考えてみることにしたのです。
きっとこれからもあんまり勉強していない友達が推薦合格をどんどんしていくでしょう。
その度に心折れていては勉強が出来ません。
だから、自分の心にきちんと折り合いを着けるためにも、一度ちゃんと考えてみることにしたのです。
考えた結果はこの様になりました。
メリット:
①自分の実力以上の大学に合格できる可能性がある。
②基本的に落ちないし秋には結果が出るので精神的ストレスが少ない。
デメリット:
①MARCH以上の推薦は貰えないため、自分が本当に行きたい大学をチャレンジできない。
②後々後悔する可能性がある。
メリット:
①自分が本当に行きたい大学に自由にチャレンジできる。
②『あの大学受けたかった!』という後悔が残りにくい。
デメリット:
①十分に勉強をして実力をつけなければ合格出来ない。
②下手すると全滅、浪人。
私の性格からすると、そこそこの大学の推薦合格をしても後々絶対後悔すると思いました。
それに、私は自分自身のためにも慶應に合格しなければなりませんでした。
私の高校からでは慶應の推薦は貰えません。
慶應SFCのAO入試なんてそもそも受かる自信などありませんでした。
であれば、私に残された道はたった一つ。
『一般入試で慶應に合格すること』だったんです。
であれば、私にとって推薦を貰う権利を捨てて、一般入試を受ける選択は間違いではなかったんです。
であれば、今私がするべきことは何か?と言えば、友達がどこに推薦合格しようが関係なく、自分自身の勉強を積み重ねることだと気付いたんです。
4.絶対に負けないと決めた
私は決心を固めました。
推薦で楽々合格した人を、いつか必ず見返すと。
推薦合格者よりも下の大学には絶対に行かない、それ以上に必ず合格すると決めました。
落ち込んでも何度でも立ち上がり、全身全霊で目標にぶつかろうと思いました。
例え最終的には不合格だったとしても、やれるだけやれば後悔はしないはずです。
自分の長い長い人生で、『あの時もっとやっておけばよかった』という傷跡を残さないためにも、私はもう一度走りだすことにしたのです。
秋が過ぎ、冬になり、試験が近づいてくるにつれて、本番の試験を想像してはドキドキすることが増えました。
模試を受けても相変わらず慶應SFCはE判定が続き、何度も心折れました。
でも、その度にふと、『全然勉強しなかった推薦合格の友達よりも下の大学で良いのか?悔しくないのか?』ともう一人の私が語りかけてきました。
すると、『・・・絶対に負けたくない!』という気持ちが沸き上がり、再び勉強に向かうことが出来ました。
結局、この『友達推薦合格事件』をきっかけに私が慶應に行きたいというモチベーションは高まることになり、私は慶應SFCに現役合格を果たしました。
振り返ってみれば、一見辛いことも勉強の起爆剤になっていたのかもしれません。
5.どんなことも勉強のモチベーションアップに利用すれば良い
受験生のあなたも、これから私と同じ様な出来事があるかもしれません。
でも、例えどんなことがあっても、それは自分の勉強のためのモチベーションに利用してやればいいんです。
そうすれば、あなたはどんどん強くなれるし、そうして頑張った分実力もついて行ける大学のランクも上がるし、人間としても成長します。
何度も心折れそうになるかもしれません。
その時に諦めるのは楽ですが、あなたが本当にしたいことはそれですか?
もちろん頑張ったから全員が行きたい大学に行ける訳ではありません。
精一杯やったけど叶わなかった・・という場合もあるでしょう。
でも、最初から失敗を恐れてチャレンジしないのは逃げでしかありません。
自分の心を守るために自分が本当にチャレンジしたいことを諦めることの方がよっぽど辛いことのはずです。
辛いことがあったときは、今一度自分の心に本心を聞いてみましょう。
それが変わらず『第一志望を変えたくない!』というのであれば、また走りだしましょう。
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